いい里“すぎひら”つぶ%
2013-05-17 桜の選手交代
“いい里”すぎひら『百年プロジェクト』のひとつである桜の里計画は、人力不足でまったり進行となりつつあります。

豪雪地帯なため、通常の苗木を直接植樹できず、2年ほど畑で育ててから移植していますが、若い人の力でも借りないと、移植し切れないうちに桜の樹がどんどん育ってしまい、すでに移植困難と思われるものもあったり。

昭和の終わりに、永井の公一さんが個人的で苗を取り寄せて桜を植え始めた頃は、まだ世に出たばかりの『思川桜』が中心でした。

栃木県小山市にある十月桜から実生で誕生した『思川桜』は、かわいい桜色で二重の花が山盛りに咲いて見事ですが、成長が早くて樹がやや脆いため、雪深い里では相当大きく育っても大雪が降るたび派手に折れてしまいます。

そのため、『百年プロジェクト』を立ち上げてからは『大山桜』の苗にシフトしましたが、今度は花のイメージがちょっと違う感じで「う〜ん・・・。」な感じ。

そんな折、つぶやき人のところに新たな桜の話が舞い込みました。

すぎひらにも中越沖地震直後に救援物資を届けに来てくれた栃木県栃木市(大平町)の天谷さんたちが、新品種登録を済ませたばかりの桜があり、その増産と普及にコーディネーターとして関わることになったのです。

最初に植え続けていた『思川桜』は栃木県小山市を流れる川の名前からついた名前なのですが、今回の桜は隣にある栃木市を流れる『巴波(うずま)川』から名前をとった『巴波桜』。

木肌も綺麗で実も楽しめる桜で、今年のジャパンフラワーセレクションでまさかの受賞!

せっかくのご縁なので、近々“いい里”すぎひらにも『巴波桜』を植えたいと考えています。

雪に負けず、元気に根付いてくれたら、またまた里の桜が選手交代かもしれません。

接ぎ木のため平均寿命が50〜60年と言われている全国のソメイヨシノも、限界を迎えている老木が目立っているので、“いい里”すぎひらの桜だけでなく、全国的に桜の選手交代を進める必要がありそうです。